Bouvardia’s blog

猫と花、娘との暮らしについて綴ります

上弦の月。愛猫とのかけがえのない日々。

お題「わたしの癒やし」

明日はお天気が崩れる予報が出ていましたが、今日の夕焼けもきれいでした。上弦の月も輝いています。

愛する猫との思い出

先代の猫は、私に抱きかかえられて 外を眺めるのが大好きでした。

平日は私が家に帰ると、決まって玄関で待っていました。

居るのが分かっているので、私は「ただいま」と言いながら そぉっと扉を開けます。

すると、待ってましたとばかりに 外に出たがる素振りを見せるので、荷物を置くことも出来ぬまま猫を抱き上げ、夜空を眺めるのが日課でした。

夏は虫の声を聞きながら涼み、冬は猫の温もりを感じながら星空を見上げました。

猫は私に抱っこされたまま、通りを行き交う車のライトを気にしたり、よその猫が遠くに居るのを見つけてすかさず見張ったりしていたのを思い出します。私が家に入ろうと言わなければ、いつまでも飽きずに抱っこされたまま外の空気を吸っていたい様子でした。それは、わたしの癒しの時間でもありました。

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もう一緒に空を見上げることはないけれど、毎日のように愛おしい猫たちのことを思い出します。何気ない日常に、幸せがたくさん散りばめられていました。

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忘れられない一文

楽しく和やかに過ごした日々を思い出すのと同時に、愛猫が病に倒れ、通院しながら 家でも出来る限りのケアをして過ごしていたときのことも思い出します。

徐々に痩せて小さくなっていく愛猫のそばで、私は悲しみに暮れていました。そんなときに、たまたま保坂和志さんの言葉を目にして ハッとさせられたことがあります。

「飼い主が悲しみに浸ってはいけない。なぜなら、悲しむことですべてが済んだ気持ちになってしまうから」

出典元:SINRA(シンラ) 2017年3月号【特集】そこに“猫”がいること。保坂和志さんインタビュー記事より引用

 

確かにそうだ、と気づかせてもらった一文でした。

私が悲しんでいてどうする!どうなる!!と奮い立たせてもらった気がしました。その後の闘病生活において、ずっと私を支えてくれた言葉でした。

 

今もこれからもずっと忘れない、愛猫と過ごしたかけがえのない日々。

そして、今そばにいる愛おしい猫のことを、今日より明日はもっと大切にしよう。